「賃貸」よくあるご質問

お部屋探しについて

この「マンション」とほとんど同じ物件が、違う不動産会社では募集図面に「アパート」と書いてあった。いったいどっちが本当なの?

どちらが明確に「本当」と言うのはありません。大切なのは「名称」より「中身」。

「マンション」と聞くと大型で屈強な集合住宅のイメージを抱きますよね?ですが語源である英語では「豪邸」などの意味で用いられることが多く、集合住宅という意味はほとんど無いとのこと。アメリカでは賃貸物件ならば「アパートメント」と呼ぶのが一般的です。
つまり、何か明確な線引きがある訳ではなく、高級感や重厚感などで「マンション」と呼んでいたりする訳です。そのため不動産業者によっては同じ構造・規模の建物であっても、かたや「マンション」、かたや「アパート」となることがあるのです。
また、他にも「ハイツ」や「コーポ」など、いわゆる賃貸アパートを構造等から更に細分化した表現をされる不動産会社もあるようですね。
・名称にとらわれすぎないで!
大切なのは「マンション」という名称だけで、マンションに持つ一般的なイメージ(例:地震や火災、騒音等に強いなど)に決め付けないことです。逆もまた同様に「アパート」という表記だからといって構造や仕様によってはマンションより劣ると言い切れる訳ではありません。
名称だけに捉われすぎて、お部屋探しに失敗しないよう、注意しましょう。

マンション
とある不動産会社でみた「LDK」より別の不動産会社でみた「DK」のほうが広かった。LDKとDK、いったい何が基準なの?

居間(L)・食事室(D)・台所(K)が一体となった部屋がLDKですが…。

料理が作られ、そこで食事をし、さらにくつろげる。一般的にはこれがLDKという場所です。ただしこれも明確な基準はなく「それなりの広さのある台所のある部屋」がLDK表示されているのが実情なようです。あまりに狭いのは論外でしょうが。
・大切なのは自分にとっての広さ
そのため不動産業者や情報サイトによって基準が異なり、約8帖の広さからLDKと呼ぶ不動産業者や情報サイトもあれば、約10帖以上からLDKと呼ぶ不動産業者や情報サイトもあります。
不動産情報サイトや各不動産会社もそれぞれ基準は持っているはず。要確認ですね。
LDKがある賃貸物件は人気ですが、同じLDK表示でも、表示だけでは判断せず、自分や自分の家族がくつろげるだけのスペースがあるかどうか。しっかりと広さを確認しましょう。

LDK
気に入った部屋があったので申込みを希望したら「申込金を払ってください」と言われた。以前別の不動産会社で借りたときにはそんなこと言われなかった。申込金をとる会社と取らない会社、どっちが良いの?

どちらが良いということはありませんが、申込金を払う場合は注意が必要です。

一般的に、申込時に「借りたい」という意思を示すために預けるお金が申込金です。不動産会社もその申込みを受けて他のお客様への物件紹介をひかえる訳ですから「安易な気持ちでの申込みで簡単にキャンセルされては困る」という意味を込めて申込金の支払いを求めるのでしょう。その気持ちは理解できます。ですから、申込金を取ること自体がその会社の良し悪しを決めるといったことではありません。
・注意が必要となる場合も
ただし、申込金の返還についてトラブルとなるケースも存在するのが注意すべき点です。
申込金とは「預けたお金」であり、契約前にキャンセルした場合や審査不可であった場合には「返還される」お金なのですが、にもかかわらず不動産会社が「お金を返してくれない」というトラブルが報告されています。実際、東京都ではトラブル多発を懸念して賃貸物件の申込みに際して、申込金を不要とすることを不動産会社に指導しています。
ですから申込金を支払う場合は、申込金の性質・取扱いについて不動産会社と事前に明確にした上で、領収書ではなく「預かり書」を発行してもらい、預ける期間等をしっかり明記してもらうようにしましょう。もし本当に困ったら、まずは「国民生活センター」にご相談されることをオススメします。
ちなみにハウスメイトショップでは、特別な事情でもない限り、原則、申込金はお預かりいたしません。

申込金